その数学が戦略を決める

これは傑作だ。有意義な人生を送るために、ビジネスマンとして優れた成果を出すためにはぜひ読んでおきたい本。
特に2SDルールの話しはサイコー。SDというのは標準偏差のことだが、データが正規分布に従う場合に、約95%のデータは平均から±2SDの範囲内に含まれるということ。
で、これをどう利用するかというと・・・やべぇ、忘れてる。説明できない。また借りるか。いや、この本は買う価値があるな。そしてマインドマップで復習しよう。
まあとにかく、人の直感はかなり偏るということと、それに対する対処法を知ることは有益だ。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

正義感あふれる検事が弁護士に転身して、裏世界の人たちと付き合ってるうちにバブルにまみれて、最後には詐欺容疑で逮捕されてしまうストーリーのノンフィクション。

これはなかなか面白かった。ただし、最後のほうの著者が逮捕されて一審で有罪判決出たあたりについては、本人の主張を鵜呑みにするのは、さすがに賢い読み方ではないだろうなー。それが真実である可能性は否定しないけど。
最近民主党の小沢さんの秘書が逮捕されて、国策捜査があるとかないとか議論にもなっているが、これを読むと国策と呼べるかどうかはともかく、検察が事件化するかどうかを判断するときには、政治的・社会的影響の有無や度合いを考慮はしていることはよく分かる。

ウケる技術

最近読書ネタを全然書いてないけど(それ以外もあまり書いてないけど)、本を読んでいないわけではないのです。読んだけど日記に書いていない本は結構貯まってます。

なぜこの本を読もうと思ったのかは既に記憶にない。全くない。
読んだ感想も既に記憶にない。いや、ちょっとはある。もう読んだの3ヶ月くらい前だもの。
感覚的には、

  • 「それは既に身に着けている」
  • 「おー、それは使えそうだ」
  • 「オレのキャラには合いそうにない」
  • 「それはちょっと現実的じゃないだろ」

がそれぞれ25%ずつくらいな感じ。本の趣旨からすると3つ目と4つ目については、つべこべ言わずにやってみろ、ってことなんだろうけど。

プレスリリース

本日、仕事でプレスリリースというものを作って発表してみた。
http://preferred.jp/press/20090310.html

人が作ったプレスリリース文をレビューしたり手直ししたことはあるけど、報道各社に送付するというのは初体験。最後の「ポチッ」はちょっと緊張したね。
さっそく記事にしてくれたところもあり、ちょっと(だいぶ?)うれしかった。
SSD向けに最適化した全文検索エンジン、プリファードが発表 | 日経 xTECH(クロステック)

今までの会社ではきちんとマーケのプロがいて、基本的にはお任せしておけばよかったんですが、こういうのも手探りでやらなければならないのは大変な反面、ベンチャーの醍醐味でもあります。
それにしても、今までにプロの手口を興味を持ってもっと勉強させてもらうんだった、と思うことしきり。視野は広く、好奇心を持つというのは大事なことだ。

それはそうと、このブログを読んでいる人はいないことになっているのだが、万が一読んでいる人がいたら、ぜひWikipedia全言語検索を使ってみてください。

できちゃった婚

宮沢りえできちゃった婚ですと。宮沢りえと言えば同年代のアイドルで、サンタフェが出版されたときは確か僕は高校3年生で、学校に行くとその話題で持ちきりで、休み時間に友達と図書室に行って、その日の朝刊の全面広告を見てサカってた記憶がある。

それはいいとして、できちゃった婚については常々思っていることがある。親類、知人にもできちゃった婚がいくらかいるのだが、離婚率が高いような気がするのだ。

その理由をこんな風に考えている。

できちゃった婚カップルというのは、妊娠発覚の時点では何らかの理由で結婚していなかった。その理由は出会って間もないとか、もっと遊びたいとか、金がないとか、いずれももっともらしいものではあるけれども、いずれにせよその時点では「まだ結婚しない理由」があるわけだ。
そして子供ができたために、その理由を解決しないまま結婚する。

自分の経験からすれば、結婚を決断するまでには色々と考えるわけですよ。
結婚したい理由もあるし、結婚したくない理由もあるし、そういうのを総合的に検討した上で、最終的には結婚する覚悟を決めるわけだ。
だからちょっとくらい理想や期待と違うことがあっても、大抵のことは乗り越えられる。

しかし、できちゃった婚カップルはそのステップを飛ばしている。彼らは実質的に自分で決断することなく結婚してしまうのです。

「まだ結婚しない理由」は未解決のまま放置され、後になってより大きな問題になる。覚悟のない結婚だから、それを乗り越えられない可能性も高くなるんじゃないかな。

しかしながら、できちゃった婚は離婚率が高い、というのは完全に僕の独断で、統計的な裏づけは全くない。裏づけがあったとしても、確率の問題なので、できちゃった婚で幸せになる人たちだってたくさんいるだろう。少なくとも自分の妹にはそうなって欲しいものだ。そして宮沢りえにも幸せになってもらいたいものだ。

ちなみに上記の大部分は、あるサイトの書き込みからのコピペだが、それを書いたのも僕なので盗作とか言わないように。

Gmailの定型返信文でシグネチャー

Gmail使ってますかぁーっ!?
僕は持っているEメールアカウントを、すべてGmailで統合管理しているんだけど、1つ困っていたのは、署名を1つしか登録できないこと。送信アカウント毎に署名を使い分けたいのだ。

これを解決するために利用していたのが、昨年秋にGmail Labで公開された定型返信文(Canned Responses)。詳しくはこれとかを見てくれぃ。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/23/news022.html

僕の使い方は、単に複数の署名を定型返信文として登録しておくだけ。メールを書いたら送信前に適切な署名を開く。そうすると警告後に、書いたメールが選択した署名で置き換えられる。Ctrl+A → Ctrl+Cで署名をコピーしたら、Ctrl+Zで元の文章が復活。署名の挿入位置にカーソルを移動してCtrl+Vでペースト。
ちょっと面倒だが、他のどんな方法よりもましではあった。

ところがこの機能、数日前に挙動が少し(?)変化した。定型返信文を「開く」が「挿入」になって、実際、置き換えではなく、カーソル位置に定型返信文が挿入されるようになったのだ!

サイコーです。

爆発するソーシャルメディア

万が一このブログを読んでいる人がいたとすれば、このブログはあなたのためではなくて、僕自身のために書かれていることを思い出さなければいけない。

読んだのは事実だからいちおう記録しておくが、内容が思い出せない。たぶん大した内容ではなかったんだろう。アマゾンのカスタマーレビューの評価も高くないし。
何で読もうと思ったのかも全く思い出せないが、出版されてから1年半以上経ってから読んだことに今さらながら気付く。この手の本は歴史を学ぶ目的でなければ、やはり鮮度が重要だ。「何でも図書館で借りる戦略」は万能ではない。