PFIのことと、SFDCのことと

明けましておめでとうございます。
約1年ぶりのエントリーとなりました。

いろんな意味でビミョーなタイミングでの報告になるのですが、昨年末をもってPreferred Infrastructure(PFI)を退職し、今年からsalesforce.comで働き始めることになりました。

PFIはとても良い会社です。本当に優秀な人たちがたくさんいて、僕は今まで知らなかった世界を知ることができました。同時に僕は自身の真の競争力と限界も知ることになり、その結果、自分とPFIはgood matchではないと思うようになりました。

PFIが今後も着実に成長を続けていく点については、疑う余地はありません。自分から辞めると言っておきながらも、それをPFIの一員として経験できないのは、実に惜しいことです。けれども、自分がその成長にどのように、どれくらい貢献できるだろうかと考えると、正直あまりエキサイティングではなく、年齢的にも新しいキャリアを探すのであれば今がギリギリだという事情もありました。

いずれにせよ、そんなワガママな理由にも関わらず、温かい言葉で送り出してくれたPFIの仲間達には感謝の気持ちでいっぱいです。今後は外部から応援しながら、PFIの成功を楽しみに見守りたいと思います。

一方、salesforce.com(SFDC)。

クラウド」がバズワードかどうかは知りませんが、それが意味するところは本質的な価値を持つものだと強く信じています。もうクラウドコンピューティングへの流れは止まらない。とすると、次の10年、20年を考えた時に、それを知らないのはキャリア的にあまりにマズすぎる。

職探しの方向性はこれで決まり。

で、SFDCという会社は、7、8年くらい前に初めて知って興味を持ち、製品紹介セミナーに参加して「これは大成功する」と確信して以来、ずーーーっと動向が気になっていたんですね。というか、ファンですね。ユーザーとしてももう5年くらい使っています。

現在の業界においてリーダーと見なされており、将来性も文句なし。自分の持つスキルと、Job DescriptionのRequirementsとの適合度合いもえらく高かった。

というわけで、今回の転職理由の4割くらいを説明できました。
それ以上聞きたい人は、転職祝いを企画してください。

それにしても入社直前のタイミングでのDatabase.comとHeroku買収の発表は驚いた。データベースは自分のこれまでのキャリアの中でも中心的な分野だし、PFIではここのところずっとRails開発やってたのよね。

なにはともあれ、今後はSFDCの一員としてがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは1年後にまた。