世界の奇妙な国境線

中学・高校生の頃、地理の授業が好きだった。高校では理系クラスだったので、日本史、世界史、地理の中から1教科のみ選択で、先生から「普通は日本史か世界史を選ぶ」とか言われつつも、地理を選んだ記憶がある。
そんなわけで、この手の地誌系の本には、ついつい興味をそそられてしまう。

ちなみに、歴史も好きです。結局、文系の学部に進んだわけなので、高校の時に文系クラスを選んでおけば、地理も歴史も勉強できてよかったんじゃん? とか思いつつ、人生そんな単純な話じゃないよね、ということですよ。
今日は三重に出張行って、帰りの新幹線でビールいっぱい飲んできたということですよ。

オレオレ住宅ローン理論

住宅ローンには色々あるが、まず大きな分類として、固定金利型と変動金利型がある。
説明するまでもないが、固定金利型は返済期間を通じて、金利は一定だ。変動金利型の場合は世の中の経済情勢に従って、定期的に(半年毎や毎月)金利が見直される。一定期間固定金利型というハイブリッドタイプもあるが、面倒なのでここでは無視する。
固定金利と変動金利のどちらを選ぶべきかについては、様々な意見がある。金利が低いとそれだけ返済額が少なくて済む。契約時点においては、固定よりも変動のほうが金利が安いのが普通だが、変動だと金利が上昇するリスクがある。「長期固定で毎月の返済額を固定するのが安心」という意見は根強い。
すごく単純に言えば、固定-変動の金利差を越えて金利が上昇するようなら固定が得で、それほどは金利が上昇しなければ変動が得。じゃあ確率的にはどちらのほうがよりあり得るのか?
ここでオレオレ住宅ローン理論では「もし自分が銀行だったら」と考えてみる。
オレが銀行だったら、同じだけの金額を貸すのであれば、固定か変動かによらず、同程度のリターンを期待する。なので、この時点では確率的には固定と変動には損も得もない。
しかし銀行と個人のリスク許容度を比べると、普通は個人のほうが許容度は低いので、これだけだと個人は固定のほうを選びがちだ。そこで悪いオレは「だったら固定のほうはちょっと利益を多めに積んでしまおうか」と考える。
ということで、借りる側にとっては、確率的には変動金利のほうがお得、ということになる。
このアイディアを金融機関に勤める友人を含め、何人かに話したことがあるんだけど、いまいち正しいとも間違っているとも明確な答えが返ってこない。誰か突っ込んでくれ。

図説・北朝鮮強制収容所

収容所に生まれた僕は愛を知らない - Upgrading Myselfの前書きを、強制収容所で警備隊員をしていた脱北者が書いていたので、それも読む。

本当は同じ著者の北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)のほうが読みたかったのだが、図書館になかったし、内容はほとんど同じっぽかったので。

そして、やっぱりこの本もフォトリーは無理・・・。

本の中に、著者が脱北時に一緒に連れて行こうとしてそれを拒んだ囚人の話が書いてあるが、著者が脱北したことで、その囚人はきっと世にも恐ろしい拷問を受けて、結局既に生きてはいないのだろうなぁ、とか想像するとやるせないっす。

収容所に生まれた僕は愛を知らない

年が明けたことなど無視してバックログ処理。

これは昨年の日経新聞12月7日付け朝刊の「風見鶏」というコラムの中で、記者さんがオバマさんに読んで欲しい本として紹介していたもの。北朝鮮の悲惨な強制収容所の様子を描いており、曰く、未だにこんな野蛮なことをやってる国を放置しておいていいんかい、と。

興味を持ったので、オバマさんじゃないけど、読んでみました。

それにしても、地獄よりもひどいとはこのことで、フォトリーで読み流すことができないほどにその一言一句が衝撃的で、結局普通読みしてしまいました。
正確にはフォトリーディングはしたんだけど、その後の復習フェーズでじっくり読みしてしまった、ということなんだけどね。

この本は読むべしだよ。こんな下らんブログ読んでいる場合じゃないよ。

企業家2.0

いい加減にバックログを処理しないと。

成功している/成功しそうな最近のベンチャー企業の起業物語

9社の創業者のプロフィールを見ると、東大卒多いっ!あと慶応。
やっぱり学歴がいいと成功し易いよねっ!? なんていう単純な話じゃぁあないだろう。
でも、世の中的に、学歴を重視しない流れがあるけど、結果からすると学歴との成功確率の相関度はやっぱり高いんじゃないかな。おっと、まだ成功していない起業も混じっているんだった。
昔聞いた、ソニーが学歴不問採用をやっても、後から調べてみると結局有名大卒ばかりだった、という話を思い出した。

梅酒

15日から1泊で新潟県は湯沢に行ってきた。
新しい会社は17日から勤務開始だが、長い休みの最後に温泉に行きたくなってしまったのだ。旧会社は書類上は16日まで所属なので、旧会社の健保組合の保養所を利用。まだ多くのスキー場はオープンしていないので、直前でも予約を取れて、しかもたいそう広い部屋だった。
が、そんなことはどうでもいい。問題は梅酒である。
普通は梅酒と言えば焼酎に梅を漬け込むのだが、日本酒ベースの梅酒があるという。飲んだのは「鶴齢の梅酒 純米吟醸仕込み」。梅の味がストレートに活きていて、こりゃぁうめぇ。日本酒っぽさは全く感じさせないので、日本酒苦手な人も問題なし。飲むべし。ただしどこで入手できるのかは知らない。数が少ないので、地元でも入手困難らしい。
ちなみに北雪 梅酒も買ってきたので、そのうち飲ませてもらえるかもしれない。梅酒はカミさんのものなので、勝手に飲むと怒られるのだ。
もし飲めたら感想を書いてみよう。ただし上記でも分かるとおり、表現力はない。

勤務初日

3日前に「読んだけど、まだ記録していなかったやつを、今日はまとめて書く」とか言っておきながら、全然まとめて書けなかったのは、子供が泣いたから。バックログがまだ数冊あるが、それはまたの機会だ。

一昨日、昨日は休み納めということで小旅行。そして今日から新会社で勤務開始なのでした。

1ヶ月半ぶりの仕事だ。うーん、よく休んだような、あんまり休んでないような。本当は食って、飲んで、寝て、という生活をしたかったのだが、それは妻子持ちには無理な話だ。どうしても朝8時までには起こされてしまう。そして家にいる限りは様々な家事を手伝わされる。ゆっくりPCに向かう時間すらない。

さて、初仕事と言えば環境セットアップに決まっている。

プロは道具にこだわる。今までターミナルエミュレータと言えば、TeraTerm Proを10数年間使い続けてきた。しかしTeraTermが新しい環境にうまくフィットしなさそうなので、PuTTYに切り替えることにした。まず最初にやるべきことは、設定可能項目の確認だ。今までのTeraTerm環境にできるだけ似せられるように、ヘルプを見ながらちょいちょいいじる。
結果、なかなかいい感じになった。別にTeraTermより便利というわけでもないが、不便というわけでもない。まあ、ターミナルエミュレータなんてやることほとんど決まってるわけだから、そんなもんだよな。それでも、どうやらPuTTYのほうが高機能らしいが、自分にはあんまり関係ない。実は道具にこだわっているというよりは、単に面倒くさがりなだけと言うほうが正確だな。